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「髪の毛は顔の5倍紫外線を浴びる」と言うのを皆さんはご存知ですか?
お顔は入念に日焼け止めを塗っていても、髪の毛は無防備という人はとても多く、海やプールでは濡れたままの状態で紫外線を浴びていることも。
そんな皆さんに向け、日頃からできる【髪の毛の紫外線対策】をお話ししたいと思います。
はじめに
〜紫外線の影響とは?〜
紫外線は、太陽から地球に届く光の一部です。
夏の強い日差しを感じるとき、それは紫外線が強くなっているサインです。
しかし紫外線は目には見えないので、晴れた日だけでなく曇りの日でも私たちの身体に影響を与えています。
1. 皮膚への影響
紫外線は、私たちの皮膚に直接影響を与えます。
例えば、夏に海やプールで長時間遊んだ後、皮膚が赤くなることがありますよね?これは、紫外線による日焼けの結果です。
長時間紫外線にさらされると、皮膚が炎症を起こし、赤くなったり、痛みを感じたりします。
2. 髪の毛への影響
紫外線は、髪の毛にも影響を与えます。
髪の毛は、長いストローのようなものと考えてみてください。
このストローが紫外線によって傷つけられると、中身が漏れ出してしまうような状態になります。
髪の毛の場合、その「中身」とは、髪の毛を健康に保つための水分や栄養分です。
紫外線によって髪の毛が傷つけられると、髪の毛は乾燥し、パサパサになったり、色が褪せたりします。
3. 目への影響
紫外線は、目にも影響を与えることが知られています。長時間紫外線にさらされると、目の表面が傷つけられることがあります。これは、雪山でスキーやスノーボードを楽しんだ後に、目が痛くなる「雪目」という症状と似ています。
〜髪の毛に対する紫外線のダメージ〜
1. 色褪せ
髪の毛が太陽の光をたくさん浴びると、その髪色が褪せることがあります。
特に染めた髪の色は、紫外線の影響を受けやすいです。
色物の衣類の一部だけ太陽の日に当たり、そこだけ褪色してしまった経験があります。
日光がいかに強力で、色素を落としてしまうかが分かります。
2. 乾燥とキューティクルの損傷
髪の毛の表面には、小さな〝ウロコ″のようなものがあります。
これを「キューティクル」と言い、このウロコ状のキューティクルが紫外線によって傷つけられると、髪の毛の中の水分が逃げやすくなります。
3. タンパク質の変性
髪の毛の主成分はタンパク質です。紫外線はこのタンパク質の構造を変えてしまうことがあります。
これを簡単に例えるなら、卵を焼いて固くなるような変化です。
髪の毛のタンパク質が変性すると、髪の毛は弱くなり、抜けやすくなったり、切れやすくなったりします。
髪の毛が受ける紫外線の影響
〜色素の褪色〜
・髪の毛の色は、メラニンという色素によって決まっています。
しかし、紫外線によってこのメラニンが分解されると、髪の色が褪せてきます。
夏の間に海やプールで遊んだ後、髪の色が明るくなったと感じたことはありませんか?それは紫外線の影響によるものです。
Q.なぜ色が褪せるのか?
A.よく、紙や布を長時間太陽の下に置いておくと色が褪せることがありますよね。これと同じ原理で、髪の毛も紫外線にさらされることで色が褪せてしまいます。
紫外線はメラニン色素にダメージを与え、その結果、色が変わってしまうのです。
Q.特に注意したいのは?
A.染めた直後の髪の毛は、特に色が褪せやすいです。
これは髪の毛の内部で起こっている反応が不安定で落ち着かず、本来であれば術後48時間はシャンプーなどはしないほうがいいのです。
紫外線がキューティクルを壊し、内部の色素を漏れる環境を作ってしまします。
これと同様なのが「髪が水に濡れること」です。
髪の毛は水に濡れるとキューティクルが開きます。
濡れた状態で紫外線に晒される…。想像がつきますよね。(苦笑)
〜タンパク質の変性〜
①タンパク質とは?
タンパク質は、私たちの体や髪の毛の主要な成分の一つです。
身近なもので言いますと、卵の白身や肉に含まれる成分として知られています。
髪の毛の場合、このタンパク質が髪の毛の強さやツヤを保つ役割を果たしています。
②タンパク質の変性とは?
タンパク質が熱や化学物質、紫外線などの外部からの刺激によって、その形や機能が変わってしまうことを「タンパク変性」と言います。
生の卵を焼くと白身が固まりますよね?これは、卵のタンパク質が変性しているからです。
同じように、髪の毛のタンパク質も紫外線によって変性し、髪がパサついたり、弱くなったりすることがあります。
③紫外線による影響
紫外線は、髪の毛のタンパク質にダメージを与え、その結果、髪の毛が乾燥しやすくなったり、切れやすくなったりします。
特に夏の強い日差しの下での長時間の外出は、髪の毛にとっては大きなストレスとなります。
〜乾燥とキューティクルの損傷〜
①キューティクルとは?
髪の毛の表面を覆っている薄い層をキューティクルと言います。
このキューティクルは、髪の毛を外部のダメージから守るバリアのような役割を果たしています。
②紫外線によるキューティクルの損傷
紫外線は、このキューティクルの層を傷つける力があります。
バリアであるキューティクルが傷つくと、髪の毛の内部が外部のダメージを受けやすくなります。
③乾燥の原因
キューティクルが損傷すると、髪の毛の水分が外に逃げやすくなります。
その結果、髪の毛は乾燥し、パサつきやすくなります。
これは、水筒の蓋がしっかり閉まっていないと、中の水がこぼれてしまうのと同じ原理です。
紫外線から髪を守る基本的な方法
〜帽子や日傘の活用〜
どうすれば紫外線から髪を守ることができるのでしょうか。答えは至ってシンプルです。
【直接的な日差しを遮る】まずはこれに尽きると思います。
①帽子: 帽子をかぶることで、頭全体を日差しから守ることができます。
特にツバの広い帽子やキャップは、顔や首周りも守ることができるのでおすすめです。
帽子を選ぶ際には、最近ではUVカット機能の備わった商品もあるので、紫外線カット機能があるものを選ぶとより効果的です。
②日傘: 日傘は、太陽の直射日光を遮ることができるので、髪や肌を守るのに役立ちます。
日傘をさすことで、紫外線を約80〜90%カットすることができます。
ご存知の方も多いかと思いますが、色によって熱の吸収を抑える効果があったり、紫外線カットに有利だったりします。
具体的には、黒やネイビー、ダークグレーなどの服を選ぶと、肌を紫外線から守りやすくなります。
※色が濃いほど熱の吸収率は高くなります。 併せて暑さ対策をしっかりしましょう。
〜髪専用のUVカットスプレーの使用〜
1. UVカットスプレーとは?
UVカットスプレーは、紫外線から髪を守るための特別なスプレーです。
お肌用の日焼け止めクリームが肌を紫外線から守るのと同じように、UVカットスプレーが髪の毛を紫外線から守るバリアを作る役割があります。
2.SPFとPAって何?
【SPF】…「Sun Protection Factor(サン プロテクション ファクター)」の略で、UV−Bに対する防止効果を示すものです。
SPFの数値は、日焼け止め化粧品を塗った場合、塗らない場合に比べて何倍の紫外線を当てると、翌日に肌がかすかに赤くなるかを示しています。SPFは2〜50、さらに50以上の場合は「50+」と表示され、数値が大きいほどその防止力が高まります。
最近のUVカットスプレーはカット率が高いものが多く、SPF50以上がはぼ適応されていますね。
【PA】…「Protection Grade of UVA(プロテクション ガード ユーブイエー)」の略。こちらはUV-Aに対する防止効果を示すものです。
PAは「PA+」〜「PA++++」の4段階で表示され、「+」が多いほど防止力が高まります。
3. どのように使用するのか?
髪専用のUVカットスプレーは、お出かけ前に髪全体に均一にスプレーします。
虫除けスプレーの容量で使用します。
特に日差しが強い日や海、プールなどのアウトドア活動の際には、こまめにスプレーをして紫外線からのダメージを予防しましょう。
4. なぜUVカットスプレーが必要なのか?
髪の毛は、一度ダメージを受けると修復が難しいため、予防が大切です。
UVカットスプレーを使用することで、紫外線によるダメージを最小限に抑えることができます。
5. まとめ
紫外線は、髪の毛にも悪影響を及ぼします。しかし、髪専用のUVカットスプレーを使用することで、これらのダメージを予防することができます。
日常生活の中で、髪の毛を守るための習慣を持つことで、美しい髪を長く保つことができます。
美容師おすすめの髪用紫外線対策商品
〜UVカットスプレー3選〜
Aujua(オージュア)DAYLIGHT(デイライト)
紫外線ダメージを受けた髪の悩みに対応し、キューティクルを整えてツヤのある髪へと導きます。
主な成分と効果
- システイン酸の生成を抑制:紫外線から髪を保護し、ツヤのある髪をキープします。
- 毛髪保護成分:毛髪内部へ浸透する油溶性ビタミン、アスコルビン酸誘導体を含み、ラジカルによるダメージから髪を守ります。
- UVカット成分:紫外線(UVA+UVB)をカットします。
製品ラインナップ
1、Aujua(オージュア)デイライト シャワー
サロン専売品でミルボンの最高傑作のAujua。
紫外線から髪を守り、ツヤのある髪へと導きます。
・SPF50+、PA++++
・80gで¥1,320(税込)
・乾いた髪に使用することを推奨します。
【使用方法】紫外線から髪を守りたい部分に塗布し、乾いた状態で髪から15cmほど離してスプレーします。地肌の分け目にも使用可能ですが、衣服につかないよう注意が必要です。
2、ミーファ フレグランスUVスプレー<マグノリア>
美容メーカーの「ナプラ」の商品。
・SPF50+、PA++++
・80g 定価1320円(税込)
・6種類の香りと、無香料の全7種類
【使用方法】
香りを楽しみながら髪や肌を毎日の紫外線から守るUVスプレー。
使い方は簡単。乾いた髪の毛にお家を出る前にサッとふるだけ。
シャンプー後に完全リセット。
3、ミュミュ チャーミングシャワー
こちらも美容メーカーのホーユーのUVスプレー。
日焼け止め×フレグランス×髪のダメージ補修を1本で叶えるスプレーとして2023年3月1日に発売され、LDK the Beauty 7月号にてA評価を受賞した商品。
・SPF50+、PA++++
・ 50g 1,320円(税込)
・フレグランススプレーとして楽しめる全4種類の香り
【使用方法】
スムースパウダー配合でベタつかない◎
他のUVスプレー同様、15㎝〜20㎝程髪の毛から離しスプレーするだけ。
オーガニックダメージケア成分配合で髪のパサつきを防ぎ、軽やかなツヤと指通りの良い髪に。
〜トリートメントやアウトバス〜
1、Aujua(オージュア)デイライトセラム
こちらもミルボンのAujuaで洗い流さないトリートメントとして使用。
オイル形状で重めの質感となっており、ツヤとなめらかさを与えパサパサ知らずの扱いやすい髪に導く商品。
・SPF25、PA+++
・100mlで¥2,860(税込)
・タオルドライ後になじませて使用。
【使用方法】
こちらは内部からガードするものになるので、痛みがちな毛先を中心に2~3プッシュ塗布し、髪の内側からなじませて最後に残りを表面につけて乾かす。
2、Aujua(オージュア)デイライトエッセンス
同じくミルボンのAujuaで洗い流さないトリートメントとして使用。
乳液状で軽い質感のエッセンスが、髪を守りやわらかさとツヤを与え扱いやすい髪にします。
・SPF25、PA+++
・100mlで¥2,860(税込)
・タオルドライ後になじませて使用。
【使用方法】
ディライトセラムと同じ。使い方同じで仕上がりの質感違い。
〜シャンプー・コンディショナー4選〜
1、アレティのトライアクティブシャンプー
アレティのトライアクティブシャンプーは髪と頭皮の潤いを保ちながら、アミノ酸系洗浄成分を配合しており、豊富な泡で汚れや余分な皮脂を吸着し、清潔に保つことができます。
トリートメントにはヒアルロン酸やホホバ種子油などの保湿成分が豪華に配合されており、髪の毛と頭皮の潤いを保つことができます。
さらに、アレティのヘアケアコスメの特徴として、熱を加えることでダメージヘアを補修するγ−ドコサラクトンが配合されています。
・480ml 4,480円(税込み)
・購入☞公式サイト
【使用方法】
①シャンプー: 髪を濡らした後、適量を手に取り、髪全体になじませて洗います。その後、しっかりとすすぎます。
②トリートメント: シャンプー後、適量を手に取り、髪全体になじませます。数分間放置した後、しっかりとすすぎます。
③ヘアミスト: スタイリング前やアフターバスに使用。ドライヤーやヘアアイロンの熱で補修成分と髪が結びつき、乱れたキューティクルを整える効果があります。
2、薬用エクメール
「薬用エクメール」は、株式会社ナリス化粧品が発売する新しいヘアケアブランドです。
夏場の紫外線や高温と汗による髪の蒸れなどは、髪や頭皮に対するダメージも大きく、髪のコンディションも乱れがちです。豊かで美しい髪を保つことで自信を持てる毎日へ、、、
と、このブランドは、大人女性の髪の悩みに応えるために開発されました。
①薬用エクメール スキャルプ シャンプー
・価格: 本体 400ml は¥2,530(税込)、詰め替え 350ml は2,200¥(税込)
・購入方法:公式サイト 、ナリス化粧品の店舗、電話購入、アドバイザーから購入
【効果・効能】毛髪・頭皮を清浄にし、ふけ・かゆみを防ぎます。
②薬用エクメール スキャルプ コンディショナー
・価格: 本体 400ml は¥2,530円(税込)、詰め替え 350ml は¥2,200(税込)
・購入方法:公式サイト 、ナリス化粧品の店舗、電話購入、アドバイザーから購入
【効果・効能】 毛髪の水分や脂肪を補い、裂毛や切毛を防ぎます。
③薬用エクメール スキャルプ ケア ショット
・価格: 120ml は¥3,850(税込)
・購入方法:公式サイト 、ナリス化粧品の店舗、電話購入、アドバイザーから購入
【効果・効能】 育毛、薄毛・かゆみ・脱毛の予防、毛生促進など。
【使用方法】
①シャンプー: 通常のシャンプーと同様に、髪を濡らした後、適量を手に取り、髪と頭皮にマッサージするように洗い、その後しっかりと洗い流します。
②コンディショナー: シャンプー後、適量を手に取り、髪全体に均一に塗布し、数分間放置した後、しっかりと洗い流します。
③ショット: シャンプー・コンディショナー使用後、頭皮に直接スプレーし、マッサージするように浸透させます。
日常のケアでの紫外線対策
〜髪の毛の乾燥を防ぐ方法〜
【紫外線カットスプレーを使用する】
先ほどもご紹介しましたが、UVスプレー(紫外線カットスプレー)と呼ばれるもので、髪の毛にシュッと吹きかけるだけで紫外線からのダメージを軽減できます。
【帽子や日傘を活用する】
髪の毛は直接紫外線にさらされると、そのダメージが蓄積されて乾燥やダメージを受けやすくなります。そこで、帽子や日傘を活用することで直接的な紫外線を遮断してくれるので、髪の毛を守るためのシールドのような役割を果たします。
【ヘアオイルやヘアミルクを使用する】
乾燥した土地に水を与えると、土はしっとりと潤いますよね。
同じように、髪の毛も乾燥から守るためには「潤い」が必要です。
ヘアオイルやヘアミルクは、髪の毛に潤いを与えて乾燥を防ぐ役割を果たします。
【ドライヤーの正しい使用方法】
ドライヤーを使う際、熱風を直接髪に当てすぎると、髪の水分が飛んでしまい乾燥の原因となります。
ドライヤーは髪から20cm以上離して、中温で乾かすことで、髪の乾燥を防ぐことができます。
【定期的なトリートメント】
何事もそうですが「ダメになってからでは遅く、ダメになる前に防ぐ」ことが大事です。
髪の毛も同じで、傷んでどうしようもなくなる前に事前にできる限り予防をしましょう。
定期的にトリートメントをすることで、予防につながり、髪の毛の「健康」を保つことができます。
〜洗髪時の注意点〜
【シャンプー前にしっかりと髪を濡らす】
お皿洗いをするとき、汚れた皿に直接洗剤をつけるのではなく、まずは水で汚れを浮かせますよね。それと同じように、髪の毛もシャンプー前にしっかりと湯洗いをことで、シャンプーの泡立ちが良くなり、髪や頭皮の汚れを効果的に落とすことができます。
【紫外線からのダメージをケアするシャンプーを選ぶ】
実はヘアケア商品の中に、紫外線からのダメージをケアするためのシャンプーがあります。
これらのシャンプーには、紫外線からのダメージを修復する成分が含まれています。
【マッサージしながら頭皮を洗う】
頭皮もマッサージすることで血行が良くなり、健康な髪の毛が育ちやすくなります。
シャンプー時にマッサージを行うのですが、力を入れすぎず、指の腹で優しく頭皮を動かしながら洗うことがポイントです。
【トリートメントは髪の中間から毛先にかけて】
トリートメントやリンス、コンディショナーは、髪の毛を滑らかにするためのもの。
しかし、頭皮に直接つけると、頭皮がべたついたり、フケやかゆみの原因となることがあります。
そのため、髪の中間から毛先にかけて使用することがおすすめです。
【洗髪後はすぐに水分をしっかりと取り除く】
濡れたままのタオルや洋服は、乾きにくくカビやすいですよね。
頭皮や髪の毛も同じで、濡れたまま放置すると、雑菌の繁殖しやすい環境になり、匂いや髪のダメージの原因となることがあります。タオルで優しく水分を取り除き、ドライヤーでしっかりと乾かすことが大切です。
〜ヘアケアの頻度と方法〜
- 毎日のシャンプーは必要か?
体などを洗う上で、毎日お風呂に入るのは当たり前と思っているかもしれませんが、髪の毛にとっては必ずしも良いことではありません。
シャンプー剤は洗浄力が強いものもあり、頭皮の必要な油分まで落としてしまうからです。
頭皮や髪の汚れ具合に合わせて、シャンプーの頻度を調整しましょう。オイリー肌=毎日シャンプー◎
乾燥肌=毎日シャンプー× シャンプーの頻度を下げる事をお勧めします。 - ディープコンディショニングの重要性
月に1〜2回のディープコンディショニング(集中トリートメント)は、髪の毛に深く浸透してダメージを修復します。
日常のお手入れだけでは取りきれない汚れやダメージをしっかりとケアする時間です。 - ヘアオイルの正しい使い方
ヘアオイルは、髪の毛の保湿クリームのようなもの。
しかし、多すぎると髪が重たくなり、少なすぎると効果が薄れます。
手のひらに適量を取り、手のひらで温めた後、髪の中間から毛先にかけて優しくなじませるのがポイントです。 - ブラッシングの方法
髪の毛をブラッシングするときは、下から上へと順番に解すのが基本。
これは、絡まったネックレスのチェーンを解くようなもの。
下から順番に解していくことで、ダメージを最小限に抑えることができます。 - 紫外線対策としてのヘアマスク
週に1回のヘアマスクは、髪の毛のスペシャルケアの日と考えてください。
これは、スキンケアでいう「パック」のようなもの。
紫外線からのダメージを受けた髪の毛に、集中的な栄養を与える時間です。
紫外線後の髪のケア
〜ダメージを受けた髪の復活方法〜
1. シャンプーの選び方
紫外線ダメージを受けた髪のためのシャンプーを選びましょう。※「美容師おすすめの髪用紫外線対策商品」参照
これは、体調を崩して抗生物質を飲むようなもの。
髪の「弱体化」を治すための特別な成分が入っています。
3. トリートメントは欠かさずに
トリートメントは、髪の「栄養剤」のようなもの。
筋肉を鍛えるためにプロテインを取るように、髪もトリートメントで栄養を取りましょう。
特に、紫外線でダメージを受けた後は、しっかりとトリートメントをすることで、髪の「筋肉」を回復させることができます。
4. ヘアオイルやヘアクリームを使う
これは、お風呂上がりにお肌に化粧水や乳液、クリームを塗るのと同じ。
髪の乾燥を防ぎ、しっとりとした状態を保つために、ヘアオイルやヘアクリームを使いましょう。
5. 紫外線カットスプレーを活用する
出かける前に、お顔や肌に日焼け止めクリームを塗るのと同じ考えで、紫外線カットスプレーを髪に吹きかけることで、髪を紫外線から守ることができます。
6. 定期的なヘアサロンでのケア
時々、美容師さんに髪の状態をチェックしてもらい、プロのケアを受けることも大切です。
実はこれが一番早くて楽でしょう。ですが費用がかかる事と、一度進行したダメージは完全にはなくなりません。
私もお客様に海にやキャンプに行くので、、、と相談を受けることがあります。
その場合やってほしいことや、その期間の前後だけでもいいからせめて使ってほしい物などをお話しします。
遠慮なくプロに相談しましょう。
まとめ
〜紫外線対策の重要性〜
・髪の毛も「日焼け」をする 。あなたの大切な洋服が太陽の下で色褪せるように、髪の毛も紫外線で「色褪せ」や「ダメージ」を受けるのです。
・紫外線は髪の「エネルギー源」を奪う。 髪の毛には、美しさやツヤを保つための「エネルギー源」があります。
紫外線は、このエネルギーを奪ってしまうため、髪がパサパサや乾燥してしまうのです。これは、植物が水や太陽を奪われて枯れてしまうのと似ています。
・予防は最も効果的な対策 紫外線から髪を守るための商品やケア方法はたくさんありますが、最も大切なのは「予防」です。雨が降る前に傘を持って出かけるようなもの。事前に対策をすることで、髪のダメージを最小限に抑えることができます。
・美しい髪は健康的な生活から 紫外線対策だけでなく、日常の食生活や睡眠、ストレスの管理も髪の健康に影響します。
〜日常のケアと特別なケアのバランス〜
髪のケアは「日常の習慣」 歯を磨いたり顔や手を洗うのと同じように毎日の習慣として行うことが大切です。
日常のシャンプーやトリートメントは、髪の基本的な健康を保つための「基本食」のようなものです。
2. 特別なケアは「栄養ドリンク」 時々、髪に特別なトリートメントやヘアパックをすることは、疲れた体に栄養ドリンクを取るようなもの。
特に紫外線などの外的ダメージを受けた後は、この「特別なケア」が髪の回復を助けます。
3. サロンでのケアは「定期健診」 美容室でのプロのケアは、数ヶ月に1度行う定期健診のようなもの。自分では気づかない髪の問題を早期に発見し、適切なケアを受けることで、髪の健康を長く保つことができます。
4. 日常のケアと特別なケアのバランスが大切 毎日の食事だけでなく、時々の外食や特別な料理も楽しむように、髪のケアも日常のケアと特別なケアのバランスが大切です。
どちらも欠かさず行うことで、髪は最も美しく、健康的な状態を保つことができます。
※記事の内容は、個人の感想であり効果効能または安全性を保証する、あるいは否定したりするものではありません。
※本記事内の口コミは個人の感想であり、効果・効能を示すものではありません。
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