雨の日でも髪の毛がうねらない方法を現役美容師が徹底解説!!

ヘアケア

1. はじめに

皆さんこんにちは。大阪で現役美容師としてプレーしブログ著者の私が、皆さんのヘアケアのお手伝いをします。
今日は「雨の日でも髪の毛がうねらない方法」についてご紹介します。
自宅でできる簡単なケアから、ちょっとしたスタイリングテクニックまで、あなたの美髪ライフを応援します。

2. うねりの原因とは?

髪のうねりは、主に以下の2の要素によって引き起こされます。

①湿度:

高い湿度の環境では、髪の毛は水分を吸収しやすくなります
特に、髪の毛のタンパク質(ケラチン)は水分を吸収すると膨らみ、髪の形状が変わりやすくなります。これがうねりの一因です。

②髪のダメージ:

パーマやカラーリング、熱を使ったスタイリングなどにより、髪の毛はダメージを受けます。ダメージを受けた髪の毛は、水分を保持する能力が低下し、湿度の影響を受けやすくなります。

では、これらの問題をどのように解決すれば良いのでしょうか?

3.雨の日でも髪の毛がうねらない方法

①保湿ケア:

髪の毛が水分を適度に保持していると、外部からの湿度の影響を受けにくくなります。
ヘアマスクやトリートメントを定期的に使用し、髪の毛の水分バランスを保つことが重要です。

②ヘアケア製品の選択: 髪の毛をコントロールするためには、適切なヘアケア製品の選択が重要です。(※)アンチフリッツ製品や、湿度に強いヘアスプレーなどを選ぶと良いでしょう。

※アンチフリッツ製品とは

「アンチフリッツ製品」は、髪の毛に滑らかさと光沢を与え、髪の毛が湿気や乾燥によって広がったり、パサついたりする「フリッツ(frizz)」という状態を防ぐための製品を指します。これらの製品は、シャンプー、コンディショナー、ヘアマスク、ヘアオイル、ヘアスプレーなど、さまざまな形で提供されています。

③熱を使わないスタイリング: 熱を使ったスタイリングは髪の毛にダメージを与え、うねりを引き起こしやすくします。
可能な限り、コテやヘアアイロンなどの以外を使用するよう意識し、熱を使わないスタイリング方法を選ぶことをおすすめします。

④定期的なヘアカット: 髪の毛の先端は特にダメージを受けやすい部分です。
定期的にヘアカットを行い、ダメージを受けた部分を取り除くことで、うねりを防ぐことができます。

4. うねりを防ぐためのヘアケア基礎知識

4.1. 正しいシャンプーの選び方

まず、うねりを防ぐためには正しいシャンプー選びが重要です。アミノ酸系のシャンプーを選び、髪と頭皮をやさしく洗うことが大切です。

オススメのアミノ酸系シャンプー①

【ミルボン オージュア ディオーラム】


オージュアのディオーラムは、まとまらない髪への「ハリツヤ補修ケア」に効果的なエターナルステージシリーズの一つです。このシリーズは、オージュアの中でも特にインナーケア(髪の毛内部の補修の事)に特化しており、毛髪にみずみずしさ、弾力感、ツヤを与え、年齢にとらわれない永遠(=エターナル)の美しさを追求したものになります。

オススメのアミノ酸系シャンプー②

【コタ アイケアシャンプー9】

コタ アイケア シャンプー9は、優しくて低刺激な良質な洗浄成分で構成されており、ダメージがある髪や乾燥毛を洗うのに最適なシャンプーです。
重たくなり過ぎず、乾燥しないちょうど良い仕上がりを提供します。
主な成分としては、アミノ酸系界面活性剤PPT系界面活性剤オリーブ系界面活性剤が配合されています。
泡立ちはやや弱めですが、洗い心地は良いと評価されています。また、ダマスクローズブーケの香りが特徴的で、控えめで髪に残らないとのことです。

⚠️強い洗浄力のシャンプーは、髪の必要な保湿成分まで洗い流してしまうため、うねりの原因となる乾燥を引き起こすので注意が必要です。

4.2. 保湿を忘れずに

シャンプーの後は、トリートメントやヘアマスクでしっかりと保湿しましょう。
これにより髪の内部の水分バランスを整え、うねりを防ぐことができます。

4.3. ヘアオイルとは?

ヘアオイルは、髪のうねり防止に役立つアイテムの1つです。ヘアオイルは、髪の毛に潤いを与え、キューティクルを整える効果があります。
また、ヘアオイルは髪をコーティングし、ドライヤーの熱は勿論、ヒートスタイリング(コテやヘアアイロン)前に付ける事で髪の毛を保護します。他、湿気の影響を軽減します。

5. 雨の日のヘアスタイリングテクニック

5.1. 低温ドライの魔法

最近では MTGより【ReFaドライヤー】が販売され、一躍話題になりました。
この製品の特徴が「ドライヤーが髪の内部の温度を検知し、一定温以上になると冷風に切り替わる」と言った特徴を持ちます。高温でずっと当て続けるとそれだけ髪の毛が痛むという事です。
髪を乾かす時は、高温で強く乾かすのではなく、中温でじっくりと乾かすことが大切です。高温で急激に乾かすと、髪の水分が奪われ、うねりやすくなります。

5.2. 編み込みスタイルの効果

雨の日のスタイリングテクニックとして、編み込みスタイルがおすすめです。編み込みにすることで髪が湿気を吸収しにくくなり、うねりを抑制することができます。

5.3. 髪型でうねりをカバー

うねりが気になる場合は、ヘアスタイルでうまくカバーしましょう。例えば、ウェーブスタイルやカールスタイルは、自然なうねりを生かしたスタイルとして適しています。

6. 雨の日の特別ケア

雨の日は、髪の保湿に特に気をつけましょう。シャンプー後のリンスやトリートメントの使用はもちろん、就寝前にヘアマスクをするなどのスペシャルケアもおすすめです。
私がサロンでお客様に推奨しているのは、これ。


ロレッタ ムルムルバター】です。パッケージの可愛さからも人気になりましたが、天然成分を100%使用していて、髪の毛につけ終わった残りが手に付いていてもハンドクリームとして使える優れ物。アホ毛が立ちにくく、少量しかつけなくても広がりを抑えるなどの効果が出ます。
私の働く美容室でもかなり前からある商品ですが、毎年、特に梅雨時に重宝しています。

7. まとめ

雨の日のうねり髪にお悩みの方、これらのアドバイスを試してみてください。
シャンプー選びから保湿ケア、スタイリングテクニックまで、皆様の美髪をサポートします。
ヘアケアは一日や二日で結果が出るものではありませんが、地道に続けることで確実に改善していきます。あなたの美髪ライフを全力で応援しています。

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